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母屋造りの本堂に入って、まず見上げると格天井に花鳥が描かれています。架空の生き物も極彩色豊かに表現され、一つ一つ観いること間違いなし。 本堂には釘が一本も使われておらず、天井は船底みたいな形になっていて、特長的な造り。話によれば、京都の二条城などにしか見られないとのこと。
ここ摩訶耶寺には、国指定重要文化財の千手観音像と不動明王像、 県の重要文化財、阿弥陀如来像が安置されています。 赤サンゴから造りだされたとされる朱色を唇にとどめる千手観音像は平安時代初期の作。 不動明王像は、ヒノキの一本彫りで木目が力強さを醸し出す平安時代末期の作です。 同じく平安時代末期の作となる阿弥陀如来像の額には水晶、その上にメノウがはめ込まれている貴重な文化財です。 |
◆大乗山宝地院摩訶耶寺 拝観時間:9:00-16:30 休館日:8月10日、その他 拝観料:大人400円、高校生300円中学生200円、小学生以下無料 駐車場あり:無料 |
「ファミリーロッジ旅籠屋・浜名湖店」から約22.0km 車で45分 |
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TEL:053-525-0027 |